禁煙治療

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禁煙治療とは

禁煙補助薬で離脱症状を緩和

禁煙しようと決めても、途中で断念してしまう人は多く、その成功率はわずか5〜10%といわれています。

これはたばこの成分であるニコチンに、強い依存性があるためです。
(たばこの有害物質については、以下で解説します。)

離脱症状

たばこをやめると離脱症状があらわれます。
離脱症状は、禁煙によって体内のニコチン濃度が低下したときに起こります。

禁煙を試みた際に、イライラしたり不安にかられたりするのは、そのためです。
この症状に対して自力で抵抗するのは限界があります。

医療機関では、この離脱症状に対して、禁煙補助薬を利用することで症状を緩和させていきます。

当院の禁煙外来について

盛岡市で禁煙外来をお探しの方は、当院へ

ニコチン依存症は病気です。自力で治せるものではありません。
医療機関で適切な治療を受けることで、離脱症状を軽減させて、禁煙を成功させる確率を上げることができます。

当院では禁煙外来を設け、医師の指導のもとで、禁煙の治療をおこなっております。

また、たばこの有害物質は、呼吸器の病気や血管の病気を誘発し、時には命を落とすような高リスクの病気を招く危険因子となります。

当院の呼吸器内科と循環器内科では、これらの病気のリスクを検査診断するとともに、リスクが高いと判断した場合は迅速な専門治療を行っています。

たばこの副流煙に含まれる発生がん性物質は、主流煙よりもずっと多いです。
禁煙すれば、本人の健康被害だけでなく、大切な家族の健康を守ることにつながります。

過去に禁煙に失敗したという方も、諦めずに何度でもチャレンジしましょう。

禁煙治療のながれと費用

禁煙治療について

禁煙治療|盛岡市の臼井循環器呼吸器内科治療は薬物療法が中心です。ニコチンの類似物質を主成分とする薬によって、ニコチン切れの症状を抑えます。
ニコチン依存症と診断されるなど、ある一定の条件に当てはまる方は、5回の禁煙治療の費用が健康保険の対象になります。

当院ではニコチネルパッチを処方しています。

ニコチンパッチとは

皮膚からニコチンを補充する貼り薬です。
ニコチンを皮膚から吸収させることで、イライラやストレスなどのニコチン離脱症状を和らげて禁煙しやすくなる環境を作ります。

禁煙治療のながれ

健康保険を使った禁煙治療では、12週間(約3か月)で5回の治療を行います。

治療スケジュールは以下の通りです。

貼り薬(ニコチネルTTS)

禁煙外来の金額

貼り薬 3割負担 1割負担 自費(全額負担)
ニコチネルTTS 約13,000円 約4,300円 約43,000円
  • 金額には、禁煙外来の診察代・処方箋代・処方薬代が含まれます。
  • 12週間(計5回)の診療費用の合計(目安)です。
  • 69歳までの方は3割負担、70-74歳の方は2割負担、75歳以上の方は1割負担が一般的です。

 

たばこが危険因子となる主な病気

たばこの有害物質が招く病気

肺の病気
慢性閉塞性肺疾患

慢性閉塞性肺疾患|盛岡市で呼吸器内科なら、臼井循環器呼吸器内科慢性閉塞性肺疾患は肺に慢性的な炎症が起こり、肺がダメージを受け続けることで、肺機能が低下してしまう病気です。
病気の発症は喫煙が原因となる場合がとても多いため、慢性閉塞性肺疾患はタバコ病ともいわれています。

たばこに含まれる有害物質によって、肺胞と気管支が炎症を起こします。
喫煙歴が長いほど、肺の機能低下が起こりやすく、命を落とすリスクも高くなります。

慢性閉塞性肺疾患の治療では、禁煙が不可欠です。禁煙によって、肺機能の低下はゆるやかになり、やがては非喫煙者と同等にまで改善します。今さら禁煙しても…と諦める方もいらっしゃいますが、決して遅くはありません。

血管の病気

盛岡市で心疾患(狭心症や心筋梗塞)、脳血管疾患(脳卒中)喫煙によって取り込まれたニコチンによって、瞬間的に全身の血管がキュッと収縮し、そのために血圧が急上昇します。

血管が収縮すると、血流が悪くなっていくため、心臓は必死に血液を送り出そうとして大きな負担を被ります。

心臓がどくどくと運動をすると、血圧はさらに上昇します。結果、動脈が硬くなり(動脈硬化)、血管壁が傷ついていきます。また、タールが血液中に取り込まれると血液はドロドロとなり、動脈硬化をさらに加速させます。

一酸化炭素が体内へ取り込まれることで起こる酸素不足によって、心臓の負担は増し、血圧上昇を招きます。

以上のような血管の障害は、心疾患(狭心症や心筋梗塞)、脳血管疾患(脳卒中)の最大の危険因子となり、命を落とすリスクを高めていきます。

たばこに含まれる有害物質

盛岡で禁煙外来は、臼井循環器呼吸器内科たばこに含まれる4000種類もの化学物質はほとんどが有害です。
その中でも特に体にとって最悪な害となる物質が、ニコチン・タール・一酸化炭素のいわゆる「たばこの3毒」です。

以上のような有害物質は、さまざまな病気を招く危険因子となります。

ニコチン

ニコチンは、たばこ1本に含まれる含有量(10〜20mg)でも、十分に中毒性や死を招く恐れのある有害物質です。
大脳に作用して快感をもたらし、依存状態になります。

タール

タールは一般的に「たばこのヤニ」とよばれるものです。喫煙によって肺にはタールがこびりついていきます。
長年、喫煙をしてきた方の肺は、タールで真っ黒になります。

一酸化炭素

一酸化炭素は、不完全燃焼の際に発生する物質です。
体内に吸収されてしまうと、酸素欠乏状態(低酸素症)に陥り、頭痛や吐き気、判断力の低下、意識障害などを招きます。

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