循環器内科とは
盛岡市で循環器内科をお探しの方へ
循環器内科では、生きていく上で欠かせない体液を身体に循環させるための器官を専門的に扱います。
循環器は、心臓・血管・リンパ管などの器官があげられます。
循環器の役割
血管・血液
血管は全身に酸素と栄養を届ける、いわば体内の流通網です。そして血液は酸素や二酸化炭素を体内へ運ぶ役割を担います。
血液はこの血管を通って、体内を循環します。
心臓
血液を循環させるポンプの役割を担うのが「心臓」です。心臓は休むことなく拍動を続け、常に血液を吐き出し続けています。
心臓の拍動は、脳からの信号なしに自動的に行われます。心臓の右心房にある洞房結節(どうぼうけっせつ)が一定のペースでリズミカルに電気信号を発し、それに反応して心臓が拍動します。
私たちが無意識の状態でも、当たり前のように動いている心臓ですが、これらの機能は、突然失われてしまうことがあります。
何らかの原因によって、拍動のペースが乱れる状態を不整脈といいます。
不整脈の中でも、特に危険なのが心室細動と呼ばれる病態です。心室細動になると場合によっては、心臓のポンプとしての機能が失われる状態となります。意識を失い、全身に血液が届けられなくなってしまうことで、とても危険な状態に陥ります。
私たちが生きていく上で欠かせない血管(血液)や心臓などの循環器。
これらの器官に起こる病気を未然に防ぐためには、日々の健康管理がとても大切であることはもちろん、体からのサインを見逃さずに早期に検査・治療介入することが重要です。
ご相談の多い症状・病気
体の違和感、辛い症状はありませんか?
循環器内科で多い症状
- 鼓動が激しく感じる
- 心臓が強く脈打つことがある
- 脈が飛ぶ感じがする
- 胸が苦しい時がある
- 胸が締め付けられて圧迫されている感覚がある
- 胸がビリビリ、チクチクする
以上のような、動悸や胸の違和感、息苦しさはご相談の多い症状です。
その他にも、めまいやむくみの症状を訴える方がいらっしゃいます。
循環器に関係する病気
- 高血圧症
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 心臓弁膜症
- 心不全
- 不整脈
- 脂質異常症(高脂血症)
など
なかには命に関わるような病気もありますので、重篤な症状が出る前に早めに受診してください。
循環器の検査・測定
循環器に関するお悩みはご相談ください
診療機器による検査
血圧脈波検査装置
心血管疾患や脳血管疾患を誘発する「動脈硬化」の程度(CAVI) や、足の血管の詰まり(ABI) を検査する装置です。四肢の血圧を同時に測定することで、その状態や進行程度程度を数値化します。
心エコー検査(心臓超音波検査)
エコー(超音波)を使って心臓の動き、状態を観察する検査です。エコー検査は身体に害もなく痛みもないため、妊娠中の方や小さなお子さんでも安心して使用できます。